「(一社)マンション改修設計コンサルタント協会」(MCA)設立のプレス発表
社会的なマンション改修工事の必要性の拡大の時代において、適切なマンション改修コンサルタント業界の発展及び健全化を目指し、全国的な組織としての「一般社団法人マンション改修設計コンサルタント協会」(MCA)が平成29年12月20日に発足いたしました。
マンションの改修設計コンサルタントの社会的役割は増大しておりますが、
一方、不適切コンサルタントの問題の是正が急務となっております。
並びにますます高度化する適切有益なサービスの提供及び、業界全体の健全な発展のために協会は倫理規定を定め、マンション改修設計コンサルタント業務の標準化を進めるとともに専門技術者の教育及び資格者の認定などを事業内容の目的とし、社会に一層貢献できるマンション改修コンサルタント業界の確立を目標といたします。
(これまでの経緯)
平成29年1月の国土交通省からの通知(※1)及びマスコミで取り上げられた業界のリベートに関する特集等の諸問題などを受け、業界関係者が大規模修繕工事の適正取引を促す方策を検討協議することを目的として平成29年4月「マンション計画修繕工事における適正取引推進協議会「(※2)(以下協議会)が発足。
協議会は同11月にマンション計画工事における適正取引に関する申し合わせ事項を発表し、その付帯事項として改修設計コンサルタント団体、設計事務所などに連携、情報共有を目的とした全国的な連絡会の結成を要望する。
弊社は協議会の検討会にも国土交通省、マンション管理センター、紛争処理支援センター他諸団体の方々と共にオブザーバーとして参加し、今回の要望を受け全国的なコンサルタント連絡会の結成に向け代表発起人のメンバーとして参画する。
※1 平成29年1月27日国土交通省通知
「設計コンサルタントを活用した、マンション大規模修繕工事の発注等の相談窓口の周知について」
※2 国土交通省からの通知を受けてNPO法人全国マンション管理組合連合会、(一社)マンション計画修繕施工会社協会、(一社)日本マンション管理士連合会、(一社)マンション管理業協会の4団体で業界全体の協議の場を設け適正な取引の在り方について、相互に共通の認識を作り上げることを目的として設立。